まずは重要なポイントを書き出す

頭の中だけで理解するだけでは不十分なので、実際に口に出して練習する必要がありますが、実際に口に出して練習する前に、重要なポイントを書き出して整理しておきましょう。大きく分けて、以下の2つのポイントについて書き出して整理していきましょう。

1,やりたいことや自己PR、志望動機の整理
2,よくある質問

1,回答の軸となる「やりたいこと」と「自己PR」「志望動機」

面接では様々な質問がされますが、すべての質問の回答の軸となるのが

  • やりたいこと
  • 自己PR(何ができるのか、スキル、メリットなど)

の2つです。たとえ、ネガティブな質問(退職理由など)がされたとしても、やりたいことや目標が明確で、もし自分を雇ってもらった場合に提供できるスキル、メリットなどを説明することができることで、ネガティブな質問でも好印象の回答を作ることができます。これらの説明は特に重要視して、紙やパソコン、スマホなどに書き出してしっかりと整理しておきましょう。

2,よくある質問をまとめておこう

面接が決まったら、あらかじめよくある質問をまとめておきましょう。志望動機や転職理由、自己紹介など基本的なこと以外にも、興味のあることを聞かれたり、苦手なことや短所なども聞かれることがありますが、上記のようにやりたいことと自己PRの2つをしっかりと整理しておけば、質問に対する回答を無理なく作成できるでしょう。

企業のホームページや求人情報のチェックをしながら

企業のホームページや求人情報をチェックしながら質問に対する回答を作っていきます。これらを確認せずに面接に臨むと、失礼な質問をしたり、ちょっと調べればわかることを質問してしまうというミスを犯しがちです。

面接の練習する時の注意点

質問をまとめ、回答を作成できたら、今度は面接の回答を口に出して練習してみましょう。以下のポイントについて注意しながら練習していきましょう。

  • 簡潔に説明する
  • 具体的に説明する
  • 明るくハキハキと答える

ある程度練習をしたら、友人や知人、家族に面接官になってもらって模擬面接をしてもらいましょう。

面接が上達する方法とは?

「いまいち面接が上達している気がしない…」と感じている方は、一度面接風景を録画してみることをおすすめします。録画してみると、自分で喋っている時は気が付かなかったようなネガティブな発言や、気になる喋り方、姿勢に気がつきやすくなります。1人で口に出して練習している時はもちろん、模擬面接でも使える方法です。

プロに模擬面接をしてもらうのもおすすめ

家族や友人、知人に面談の練習に付き合ってもらうことが難しい方は、思い切って学校やセミナーなどのプロに模擬面接をしてもらうことがおすすめです。プロに面談をしてもらうことで、客観的に直すべきところを指摘してもらえるので、身内の方に面接を依頼するよりも的確なアドバイスを受けることができます。面接の練習相手がいる人にもいない人にもどちらにもおすすめです。

「なんとなく」だけでは不十分

言いたいことを「なんとなく」頭で理解しているだけでは不十分です。面接で言いたいことをなんとなく頭の中で整理できていても、いざ本番となると、緊張してしまって上手く説明できなかった…ということは面接でよくある失敗の一つです。面接対策は、重要なポイントやよくなされる質問を書き出し、実際に口に出して練習したり、模擬面接で練習することがとても大切です。