1,自己紹介

まずは自己紹介から。名前と簡単な職務経歴を紹介しましょう。回答内容だけでなく、話し方によってコミュニケーション能力なども評価されています。職務経歴は、長々と語らず、要点を抑えて簡潔に伝えましょう。職務経歴を話す時間は、30秒~1分程度の長さで話しましょう。

話しすぎるのはNG

自分のことを知ってもらいたいからといって、自己紹介の段階で長々と一方的に話すことはコミュニケーション能力が無いと捉えられてしまいます。企業にとって知りたいのはあなたが一体どのような仕事ができるのか、といった点です。仕事に関係ない趣味などの話はしないように注意しましょう。

2,今までの職務経歴

自己紹介で簡単な職務経歴を話し、実際に今までの職務経歴を質問されたら、今度は詳しく職務経歴について解説しましょう。

  • 今までどのような業務を経験してきたか
  • どのようなスキルを持っているのか

これらを細かく解説していきます。企業が求めるスキルを持っている方は、ここでしっかりとアピールしていきます。

3,自己PR

自己PRでは、主に前職ではどのように会社に貢献してきたか、どのような仕事の成果を上げてきたのかといったことを解説します。例えば、「売上目標を130%達成」、「自身が関わったことで売上が3倍になった」といったように、具体的な数字でアピールするのがおすすめです。実際に取得した資格などもアピールポイントになります。

4,退職理由や転職理由

転職の面接では、退職理由や転職理由はよく聞かれることです。「嫌いな人がいた」「パワハラにあった」「残業が多かった」といったネガティブな理由の方が多いかと思われますが、これらをそのまま話してしまっては、面接官から「この人はまた同じ理由で辞めてしまうのではないか?」と思われてしまいます。退職理由や転職理由は、できるだけ転職したら「自分が何をしたいのか」「自分が何を成し遂げたいのか」を説明できるようにしておきましょう。

5,志望動機

志望動機では、退職理由や転職理由とかぶる部分もありますが、

  • 自分がしたいこと
  • 自分がしたいことが企業で実現できると思った
  • 長く働ける制度が充実しているポイント

などを説明しましょう。あなたがすぐに辞めてしまう人だと判断されたら、採用されることは難しいです。長期間働きたいという意志をここで伝えましょう。

6,「何か質問はありますか?」と逆質問

面接官から、「何か質問はありますか?」と逆質問されることはよくあることです。「ありません」と答えると、この人はウチの会社に興味がないのではないか?と思われてしまいます。純粋に気になったことがあれば、遠慮なく質問しましょう。質問は5つほどあると好印象です。事前によく企業の決算書などを見ておき、どのような方法で売上がこのように上がったのか?などといったような質問や、今後の戦略などについての質問がおすすめです。

まとめ

面接では、仕事への熱意だけでなく、雰囲気や話し方、身だしなみ、清潔感などあらゆることをチェックされます。いざ面接時に慌てないため、よく聞かれる質問を事前に予習して、その回答をある程度用意しておくとスムーズに面接を切り抜けられるでしょう。最低でも面接の前日までに、自分が何をしたいのか、なぜその会社で働きたいのか、希望条件などを整理しておきましょう。できるだけネガティブな印象を与えないように、伝え方に工夫をしましょう。