え?まさか昔のリクルートスーツで面接?

転職でのリクルートスーツはNGです。

スーツを着ないような仕事をしている人は、あまり枚数を多く持っていないということもあり、「まだ着られるし、良いだろう」とリクルートスーツで面接に来ることがあります。
しかし、学生とは違い、ある程度の社会人経験を積んだ人の面接でリクルートスーツは「何だか頼りないな」といった印象を与えてしまうことがあります。
転職面接を受ける場合は、リクルートスーツではなく普通のスーツを着用するようにしましょう。

男性のスーツ、服装、身だしなみ…再確認しておきましょう

スーツ

面接の場では男性は黒か紺、黒に近いグレーのスーツがベストでしょう。柄は無地か地味なものを選ぶようにします。
ボタンは三つのものは真ん中のみをとめ、二つボタンは上だけをとめます。

シャツ

中に着るシャツは白が一番無難です。クリーニングに出せばパリッとノリがきいたきれいなシャツになります。

ネクタイ

ネクタイの色は特に決まりはありませんが、あまり派手すぎない色で、柄もシンプルなものにしましょう。

ベルト

ジャケットを脱ぐ機会があっても慌てないようスーツに合うものを用意して、隠れたところでも気を抜かないようにしておきましょう。

靴下

スーツの色に合わせて黒か紺の無地靴下を合わせておきましょう。かかとがすれて色が変わっていたり、足の指部分に穴が開いていませんか?

腕時計

面接などの場では、時間を確認するときに携帯電話を出すのはあまり褒められた行為ではありません。できるだけ腕時計を身につけるようにしましょう。スポーツウォッチはなるべく避け、社会人としてふさわしい腕時計を身につけておきましょう。

カバン

革かナイロンのバッグを用意しましょう。色は靴に合わせたものをそろえるとおしゃれですね。トートバッグやリュックなどは社会人として少々子どもっぽい印象を与えてしまうのでNGです。 できれば自立するバッグを選ぶようにすると、面接で椅子の横に荷物を置くとき邪魔になりません。

見られる機会の多い足下。黒か茶色の靴を用意します。ホコリや泥がついていないかきちんとチェックをして、面接の前には磨いてきれいにしておきましょう。

女性の服装・ファッションやメイク…自信をもって面接に行けますか?

スーツ

女性もスーツは黒や紺、グレーのスーツが無難でしょう。女性の場合は濃いグレーのスーツを着用すると、リクルートスーツのように見えてしまう可能性がありますので、避けた方が良いかもしれませんね。
固すぎる印象がある場合はインナーを単色の色物にするとこなれた印象になりますよ。

インナー

白か淡い色合いのシャツかブラウス、またはカットソーが面接などの機会に向いています。フリルなどの飾りは派手すぎないものを選ぶようにしましょう。下着が見えないよう、中にキャミソールを着用するのもマナーです。

パンツ?スカート?

面接の際、女性はパンツスーツかスカートかで迷うことがあるかもしれません。結論から言うと、どちらでも特に問題はありません。
スカートでもパンツでもしわがついていないか、きちんとアイロンがかかっているかチェックをしておきましょう。

ストッキング

ストッキングは肌色の無地が良いですね。寒いからといってタイツでごまかしたり、柄がプリントされたストッキングはいけませんよ。

腕時計

女性も時計を見るときは携帯電話を使わず、腕時計を身につけるようにしましょう。トイウォッチは子どもっぽい印象を与えてしまうので避けるようにして下さい。

女性は黒や茶のパンプスを履くようにして下さい。ピンヒールやかかとのカツカツという音が大きいものも避けておきましょう。

カバン

女性の持つバッグは小さなものが多いのですが、面接の場合は履歴書や企業のパンフレットなどを入れられる、大きなサイズのものが理想的です。
色はスーツに合わせるか、黒や茶などの無難な色を選びます。キーホルダーを付けたりブランドロゴが大きく書かれたようなバッグは避けておいた方が良いですね。

髪型・メイク・服装など、転職者は特に身だしなみマナーを見られているかも?

髪型は?

男女とも清潔感のある髪型にしましょう。男性は耳にかからない程度の短髪で。伸びかけのボサボサした髪は不潔な印象を与えます。
女性は結べる長さであればひとつにまとめてしまう方が、お辞儀などで頭を下げた後、かき上げる心配がありません。前髪も目にかかるようであればピンで留めるなどして落ちないよう対策して下さい。
どちらもフケや油っぽい髪は厳禁です。

男性のヒゲ

ヒゲはきれいに剃っておきましょう。きれいに整えていたとしても、男性のヒゲはマイナス評価になることがほとんどですよ。

女性のメイク

女性のメイクは派手すぎないナチュラルメイクを心がけましょう。スッピンは失礼になるので、最低限のメイクは忘れずに。グロスや目力たっぷりのアイメイクは控えるようにしておきます。

コート

コートもあまり派手すぎない色のものを選ぶようにして下さい。スーツ売り場にあるビジネスコートや、派手すぎないダッフルコート、トレンチコートでも構いません。

アクセサリー

面接の場ではアクセサリーは極力身につけないようにしましょう。結婚している人は結婚指輪のみ。女性は小さなピアスくらいならOKとしているところがほとんどです。

まとめ

面接で見られる服装や髪型などのマナーについて紹介しました。日頃はファッションに強いこだわりがある人も、面接の時はそのこだわりを捨てて、清潔感、健康的な服装や身だしなみで臨むようにしましょう。
面接が上手くいくと良いですね。


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