希望年収を考える際は慎重に

転職するなら、年収は多ければ多いほど嬉しいというのが本音ですよね。しかし、だからといってよく考えずに希望年収を答えると、採用の予算を超えてしまい、企業があなたの採用を諦めてしまうといったケースもあります。しかし、低すぎる希望年収を伝えて、納得していない年収で雇われてしまうのでは元も子もありません。希望年収を考える際は慎重になりましょう。

譲歩する姿勢を見せておくことは重要

最近では、コスト削減の意識が高いため、入社後の成果によって評価したいと考えている会社が増えました。そのため、面接の際に高すぎる希望年収を伝えることや、金額のアピールをすることは避けたほうが無難です。希望年収を伝えたとしても、「御社の期待に従うつもりです」と譲歩する姿勢を見せるほうが、即不採用にもならず、いいイメージを持たれやすいでしょう。

面接の評価が高ければ、希望年収以上での採用も可能!?

希望年収なんて夢のまた夢だ…と諦める必要はありません。面接時に、面接官があなたのことを高く評価してくれれば、希望年収よりも多い年収での採用もあり得ます。面接時には、失礼の無いように身だしなみやマナーに注意することはもちろん、自ら自分の評価を落とすようなネガティブ発言(前職の悪口や失敗を会社、上司のせいにする発言)は避けましょう。

希望年収で採用されなかったとしても諦めない

たとえ、希望年収で採用されなかったとしても、諦める必要はありません。あなたが仕事で十分な成果を出せば、評価され年収が上がる可能性があります。自分がやってみたい仕事や好きな業務で採用されたら、まずは一生懸命に仕事で成果を出すよう努力することが何よりも大切です。

自分から希望年収の話を出すのはNG

自ら希望年収の話を出すと、「仕事にはあまり興味が無く、お金目的の人」と思われがちなので、聞かれない限り、自分から希望年収の話は出さない方が無難でしょう。また、「いくらくらいの年収になりますか?」などといった質問をするのもNGです。給与は求人情報に載っているはずなので、求人情報をしっかり確認していなかったことがバレて、「ウチの会社に興味がない人」などと思われがちです。

大幅な年収アップの希望もイメージが悪い

また、現在の年収が400万円程度なのに、800万円を希望しますといったように大幅な年収アップの要望を出すこともイメージが悪くなりがちです。具体的な正解はその人によって違ってきますが、あまりにも大幅な年収アップを期待していることを伝えることは、お金第一で仕事にあまり興味がない人なのではないかと悪いイメージを持たれてしまいます。

希望年収を聞かれた場合、これといった具体的な正解を出すことは難しいですが、今現在の収入と同程度や、それよりも少し多い程度が無難でしょう。

どうしても希望年収が欲しい場合

どうしても希望年収と同程度の年収が欲しい場合や現在の年収よりも多い年収が欲しい場合は、自己アピールを十分に練って面接に臨みましょう。先程も説明しましたが、面接によって納得の行く年収に決まることも多いです。自分が採用されたら、企業にとってどのようなメリットがあるのかうまくアピールできれば、きっと希望通りの年収や、さらに上の年収で雇ってもらえる可能性が高くなります。

希望年収の交渉術とは?まずは転職エージェントに相談してみましょう!

面接で希望の年収を聞かれた時はどう答えればいい…? 面接での年収交渉など自分ではどうすればいいかわからない…! 面接において、年収の交渉はどうすればいいのかは非情に悩むところですよね。 転職エージェントに登録すれば、エージェント経由で年収の交渉をしてもらえる場合もあります。 まずは登録して気軽に相談してみましょう!