1.面接会場、会社に到着したら

面接はドアをノックしてから始まる、と考えていませんか?面接は面接会場や受験する会社に到着したときから始まるのです。面接会場に入る前に、近くのトイレで身だしなみの最終チェックをしておきましょう。

  • 髪の乱れや寝癖はありませんか?
  • ヒゲのそり残しは大丈夫?
  • 化粧が濃すぎ、または汗などで落ちていませんか?
  • スーツにしわや汚れがついていませんか?
  • ストッキングの伝線はしていませんか?
  • 靴は泥汚れやホコリで汚れてはいませんか?

もし会社のトイレを借りる場合、社員とすれ違うことがあります。無視せずにちょっと会釈をするようにしましょう。

面接会場には最低でも10分前までに到着しておきます。遅刻は厳禁ですがあまり早く来すぎても企業は応対に困ってしまいますので、10分前くらいが適当でしょう。
会場に入る前に、コートなどを羽織っている場合は脱いで手に持った状態で建物内に入るようにしましょう。
スマホや携帯電話の電源はオフにしておくことを忘れないで下さい。

受付で「本日○時に○○様と面接のお約束をしておりました、○○と申します」と伝えましょう。

2.入室から椅子に座るまでの流れは?

面接が始まるまで控え室で待つ場合は、礼儀として下座に座って待ちます。入り口に近い方の席が下座と覚えておきましょう。

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名前を呼ばれたら、大きな声で返事をして案内に従いましょう。

ドアが閉まっている場合は、3回ノックをして、中から返事があったら「失礼します」と言って入室します。ドアは両手で開け閉めをし、面接官には完全に背中を見せないよう、注意します。
その場で「○○と申します。よろしくお願いします。」と挨拶をしてから、お辞儀をしましょう。

椅子が用意されていると思いますので、その横に立ち荷物を置いて「どうぞよろしくお願いします。」ともう一度挨拶をして一礼しましょう。
面接官から「どうぞ」と言われてから椅子に腰掛けます。椅子には深く腰掛け、背もたれは使用せず背筋を伸ばすように心がけて下さい。
女性は足を開かず、男性は軽く足を開いた状態で腰掛け、女性は両手を重ね合わせて足の上に置き、男性は軽く手を握ったような状態でももの辺りに置くと良いでしょう。

3.面接中に注意しておくことはある?

面接中は面接官の目を見ながら話をします。目を見ることがどうしても抵抗がある、という場合は、ネクタイの結び目の辺りを見ると良いでしょう。
緊張するかもしれませんが、感情を込めるように話をします。

面接官が話をしているときは、相づちを打って「きちんと話を聞いていますよ」という共感を示しましょう。
もし意味が分からなかったり、聞き逃しをした場合は、きちんと「申し訳ありません。もう一度お願いします」と言いましょう。
分かったふりをしても、後で恥をかくだけかもしれませんよね。面接官は鬼ではありません。ちゃんと繰り返してくれますし、その位で評価が下がったりすることもありませんよ。

4.面接終了から退室するまでの流れは?

面接が終了したら、椅子から立ち上がって「本日はお忙しい中、ありがとうございました」と一礼します。荷物を手にとってドアまで歩きます。
面接官の方へ再び向き直り、「失礼いたします」と言ってお辞儀をしましょう。入室するときと同じように、面接官には完全に背中を見せないように気をつけて、静かにドアを閉めます。

5.自分らしさを忘れずに

面接の流れを再確認して紹介しました。面接は緊張しますが、実は面接官も緊張しています。相手がどんな人か分からないという状況は、どちらにとってもドキドキするものです。
どうか自分らしさを忘れず、笑顔を絶やさずに面接に臨むようにしましょう。面接が上手くいくと良いですね。


転職のプロがあたなの「面接の流れ」を再確認!

入室や退室のマナーは…?ドアのノックは何回…? 面接を成功させるためには「面接の流れやマナー」を事前に確認しておくことはとても重要なポイントです。 緊張しがちな面接で失敗しないようにするためにも、しっかりとおさらいしておきましょう! 転職エージェントに在籍しているプロのキャリアコンサルタントなら、一般的な面接の流れから採用されるコツまで幅広くアドバイスしてくれます! ぜひこの機会に転職エージェントを活用してみましょう!