免許・資格の書き方

取得年月順に記入します。西暦か和暦かは履歴書で統一していれば、どちらを使用しても構いません。略称ではなく、必ず正式名称で記載しましょう。

免許・資格の書き方 Q&A

取得時と名称が変わっている免許・資格は?
取得時の資格名を記入し、現在の名称を補足しましょう。
スポーツ・趣味関連の資格は?
趣味やスポーツなどの免許・資格は書きましょう。仕事以外にあなたが真剣に取り組んだものがあった方が、人として魅力的です。採用の可否を決定する際、最も企業側が重視するのは『人間性』です。仕事以外に長けているものがあることはプラスにはたらきます。
また、面接担当者と同じ趣味のものや好きなスポーツがある場合、面接の際、会話が弾むきっかけになるかもしれません。
あまり知られていない免許・資格は?
希望する企業の仕事に関連するものであれば記入します。その免許・資格の内容や合格率などを補足しましょう。
免許・資格が全くない場合は?
現在、資格取得するために勉強中のものがあれば記入しましょう。しかし、企業側に良い印象を与えたいがために、資格勉強をしていないのに『している』と嘘だけは書いてはいけません。面接でそのことを聞かれたときに、つじつまがあってなければ、逆に非常に悪い印象を与えます。資格・免許を持っておらず、取得に向けて勉強をしているものがなければ『特になし』と記載しても問題ありません。
持っている免許・資格が多い場合は?
たくさんの免許・資格を持っている方は、希望する会社の仕事に関連する免許・資格に絞って記載します。
英検TOEICはどの程度であれば書いて良いのか?
英検3級は簡単に取得できますので記入しても意味がありません。英検の場合、2級以上であれば記入します。TOEICも点数が低いのであれば書くのを控えましょう。TOEIC600点以上であれば履歴書に記載します。
普通自動車の運転免許証をもっている場合は?
一般的な自動車を運転できる免許を持っている方は多数います。事務職などを希望している場合であれば必須の免許ではありませんが、自動車を運転できることで役立つ場面もありますので履歴書に記入するようにしましょう。履歴書には、正式名称で『普通自動車第一種運転免許』と書きます。AT限定の場合は、『普通自動車第一種運転免許(AT限定)』です。

免許・資格を書く際の注意点

免許・資格が多ければ多いほど良いのではありません。数が少なくても希望する企業の業務に関連性が強く、質が良い資格ほど企業側の目にとまります。また、難易度が高い免許・資格を保有している場合、希望する企業の仕事にあまり関連があるとはいえないものでも、向上心があり、目標を持って努力できる人材であることを印象付けることができます。仕事も努力することで企業において活躍できる人材になることができるからです。努力をしなくてもすぐに取得できるような資格は記載する必要はありません。それらを書くことで逆に分かりづらくなり、良い印象を与えない場合もあります。無意味な免許・資格を多く記入して、逆に企業側の評価を下げないよう注意しましょう。

まとめ

資格があることに頼りすぎるのはよくありません。企業側は資格よりも実践力を重視します。難易度が高い資格を持っているからと安心するのではなく、資格・免許以外の項目でもしっかりと熱意を持って履歴書を作成することが大切です。免許・資格でもっとも重要なのは、その知識を使い、どのように仕事で貢献していくかを企業側に示すことです。そのことを強く印象付けた履歴書ほど企業側の興味をひくことができます!

マイナス印象を与えないためのコツ

履歴書の『免許・資格』欄は最重要視される部分ではありません。 しかし、だからと言って書き方を間違え、他は完璧に仕上げたのに『免許・資格』欄で足を引っ張られる状態にはなりたくないですよね。 マイナス印象を与えないキチンとした書き方は履歴書のスペシャリストに見てもらいましょう。