証明写真を撮る上で、まず抑えるべき事は2点!

服装

証明写真(見た目)だけで不採用になることはまずありませんが、面接に行くときと同じようにマナーは大切です。
証明写真は、スーツの着用が基本です。
スーツを着用していることがマイナスに評価されることはありませんので、清潔なスーツで証明写真を撮りに行きましょう。

撮影方法・場所

手軽さからスピード写真を利用する人が多いですが、内定の角度を少しでも上げたい場合は、写真店での撮影をおススメします。
なぜなら写真店では良い写真が撮れるようにプロがしっかりアドバイスをしてくれるからです。
例えば「右肩を少し下げて顎を引いてください」
「頭のてっぺんから一本の糸で引っ張られているような気持ちで背筋を伸ばしてください」
「左の口角を気持ち上げてください」など具体的な指示をしてくれます。
また何枚も撮った写真からプロの方と一緒にベストな写真を選ぶことができます
(スピード写真での撮影は2枚のみで、どちらかを選ばなくてはならないケースがほとんど)
店舗によって異なりますが、写真を修整してくれるお店だと、クマを消したり肌ツヤをよくしてくれるサービスもあります。
それだけで印象がガラッと変わってきますので、まだ写真店で撮影したことがない人はきっとクオリティの違いに驚くはずです。
サイズは履歴書の規定サイズに合わせましょう。(「縦4cm×横3cm」が一般的なサイズ)

職種に合わせて自分らしい写真を撮る

自分の志望する職種がある程度ハッキリしている場合は、それに合わせて写真写りを変えてみるという方法もあります。
LINEやFacebookのアカウントでもその人の個性がでるように、証明写真も少しの個性を出すと、採用担当の目に留まりやすくなります。

営業職

営業職ではどの企業でも誠実さとやる気が求められます。
男性であれば赤や青など原色のネクタイで意志の強さをアピールしたり、女性であればシャツの襟をジャケットから出してキリっとした印象にします。
最後の一押しでできるコツは、撮影する直前に「目をぎゅっと閉じてから大きく見開く」ことを10回繰り返すと、目力が増すので試してみてください。

接客、販売

清潔感と笑顔が求められる接客を希望している人は、オーソドックスな癖のないスーツを選びましょう。
前髪は男女ともにおでこがでるようにすると清潔感が増します。
普段スタイリング剤を使わない人も、ワックスやスプレーなどで後れ毛が出ないようにしておくことがポイントです。
撮影直前までスタッフさんと話したり、リラックスしておくと自然な笑顔で写真が撮れます。

デザイナー、クリエイター×大手

クリエイティブ系は人と違う個性的な雰囲気を出す方法も有効です。
体を正面から45度斜めにして座りながら、上半身だけ正面に向けて座ります。
証明写真は基本的に正面を向いて撮影するため、これだけで普通に撮影した写真と差別化できます。
スーツもリクルート用ではなくネイビーやチェック柄などオシャレなものでもいいでしょう。
30代以降のコンサルタント職や司会など、人前に立つ職種でもよく見かける撮り方です。

デザイナー、クリエイター×ベンチャー

クリエイティブ系の職種でスーツを着用して仕事をすることはまれなため、ベンチャーでは例外的に私服でも評価が変わらない場合や、むしろ好感度が上がるケースがあります(面接に私服で来るように指示がある会社など)。
そういった会社は、服装で判断できるその人らしさを選考の材料にしています。
自分らしく、かつラフすぎない服装を心がけましょう。

エンジニア

エンジニアは正確さとスピードが求められる職種のため、証明写真に特別なアレンジをする必要はありません。
不自然に笑顔を作るよりも、姿勢を良くすることを心がけましょう。
証明写真は丁寧にカッターと定規で切り取り、履歴書の枠にぴったりと収まるように貼ってください。
作業の細かさと正確さをアピールすることができます。
エンジニアが採用業務を兼任している場合、このような細かい点に必ず気づきます。

第一印象はずっと心に残り続ける

証明写真で良い印象を与えることができれば、書類選考の通過率が上がるなど転職活動をする上で有利なのは間違いありません。
転職活動では交通費など何かと出費も多くなりますが、証明写真にこだわることで通過率が上がるなら安いものです。
自分をアピールでき、納得できる証明写真をぜひ活用してください。
履歴書に限らず、一つひとつのことを丁寧に取り組んでいく心がけは、確実に内定への近道になっていきます。

履歴書でマイナス評価を受けないために、履歴書添削がオススメです!

証明写真に拘り納得のいく履歴書に出来そうですか? 履歴書はキチンと作成していればマイナス評価になる事はありませんが、思わぬところでミスしていたりします。 職務経歴書ばかりに気を取られて履歴書は急いで書くことの無いようにしたいですね。 履歴書は予め作成し、職務経歴書と一緒に転職エージェントで添削してもらう事もオススメです。