転職活動準備で必須！やることリストの作り方

2017/03/03

転職活動の流れについて把握したら、それぞれのポイントでどんなことをしなければならないかを整理した「やることリスト」を作成していきましょう。応募書類を作って応募するだけ、と安易に考えていると、転職で陥りやすい後悔などの失敗を招く可能性もあります。ここでは、転職活動の準備として、やることリストの作成にはどんなことを整理していけばいいのかをご紹介していきます。

Contents

1 転職活動のコツ！やることリストを作ろう
2 やることリストの作り方～自分に対する確認編～
3 やることリストの作り方～企業に対する確認編～
4 転職活動のやることリストの作り方まとめ

転職活動のコツ！やることリストを作ろう

「転職活動でやること」というと、まず初めに応募書類の作成が頭に浮かぶ人も多いかと思います。
ですが、転職を成功へ導くためには多くの準備が必要です。なんとなく転職したら大失敗してしまった、ということにならないためにも、しっかりやることを整理して転職準備を進めましょう。
どんな準備が必要なのか想像がつきづらいという人は、やることを以下のように分類してリストアップしてみてください。

スケジュール
自分に対する確認
企業に対する確認
応募書類の準備
面接準備
退職/各種手続き準備

応募書類や各種手続きなどについては、どのようなことをすればいいのか、具体的に書き出すことは難しくないかと思います。
では、自分に対する確認・企業に対する確認では、どんなことをやっていけばいいのでしょうか。

やることリストの作り方～自分に対する確認編～

転職活動の準備として重要なのが、転職に対する意思について自分自身に確認を行っていく作業です。
この作業を曖昧にしてしまうと、転職後に「もっとこうしておけばよかった」「こんなはずじゃなかった」、などの後悔を引き起こす可能性にもつながります。
自分自身が転職に対して望んでいることなどを整理して、思い描いている転職にはどんなことが必要なのかを確認していきましょう。

具体的な確認方法としては、面接時に質問されそうな項目を自分に対して質問していくという方法があります。
例えば面接でよく聞く以下のような質問事項について、具体的に答えられるように整理していきましょう。

＜自分はどんな人間なのか＞

仕事に求めていること
長所/短所
現在のスキル/身につけたいスキル
仕事での失敗談とその乗り越え方
得意分野
将来像

＜転職に期待することは＞

転職理由
新しい仕事でのキャリアプラン

＜希望の転職条件＞

勤務地
雇用形態
年収
残業/休日
入社可能時期

これらの項目は、面接のための準備のようですが、自分自身の転職への方向性を決めるのにも大きく役立ちます。

また、転職地が遠方の場合などは転職活動にお金や時間がかかります。
転職に必要な資金の確認や、確保できる時間など、物理的な転職準備についてもやることとして認識しておきましょう。

具体的な方法

①現在の仕事についてのメリットとデメリットをノートに書きだす

現在の仕事への不満、条件的なこと、仕事の意義を感じられないなどいろいろな思いがあることでしょう。
まず、やりがいという視点を中心に置き、メリットとデメリットを紙に書き出します。もし、デメリットの数の方が多くそれが解消できない事柄であるならば転職したほうがよいいかもしれません。

②自分にとってやりがいのある仕事とは何かを書く

仕事にどんなやりがいを求めるのかは人それぞれですね。人から感謝される仕事、手応えのある仕事、評価が認められるような環境、英語や得意なスキルが活かせる仕事、などなどいろいろとあると思います。それは自分の価値観なので、良いも悪いもありません。自分自身がどのような仕事にやりがいを見出すのか、じっくりと考えてみることが必要です。

③現在の会社でポジション変更または部署移動などで、やりがいのある仕事につけないかを考える

自分にとってのやりがいが何かを書き出したら、次は今の職場でその可能性がないかを探ってみます。すぐに転職をすることだけが解決方法とは言えません。今の会社でできることはないのか、視点を変えられないかをじっくりと考えてみます。じっくり考えてみても可能性が全く（ほとんど）ないと思ったのであれば、すっぱりと諦めて転職の道へ進むのも一つの方法です。