ビズリーチの登録方法:~基本情報編~

それでは登録の画面に沿って一つずつ解説していきます。前半は基本的な個人情報の入力です。

まずは下記を順に入力または、選択します。

  • 0. メールアドレス・パスワード・現在の年収
  • 1. 性別を選択
  • 2. 現住所を入力
  • 3. 生年月日を入力
  • 4. 語学を入力
  • 5. 最終学歴を入力
  • 6. 氏名を入力
  • 7. 連絡先を入力
  • 8. 転職経験を選択
  • 9. 転職希望時期を入力
  • 10. 直近の在籍企業を入力
  • 11. 直近の業種を入力
  • 12. 直近の職種を入力
  • 13. 直近の業務内容を入力

4. 語学を入力

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★ここが大事!
英語のレベルは「ネイティブレベル」「ビジネス会話レベル」「日常会話レベル」「基礎会話レベル」「なし」の5段階に分かれています。
どのレベルを選択するか迷ったときは、少し背伸びするくらいの感覚で選択してみてください。 例えばビジネス会話レベルなら、「英語で電話対応くらいはできるかも」くらいの温度感でOKです。 登録の時点で大切なのは、紹介される求人の幅をできるだけ広げておくこと。 エージェントや企業によって評価基準は異なるので、自分から可能性を狭める必要はありません。 登録は強気でいきましょう。 また、TOEICの受験経験があれば今までで一番高成績だった得点とその取得年を記載しましょう。 最新の結果である必要はありません。よほど昔の結果でない限り、見られているのは取得年より点数だからです。

9. 転職希望時期を入力

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★ここが大事!
転職希望時期は「3か月以内」「6か月以内」「1年以内」「今は転職を考えていない」の4つに分類されています。
おすすめは自分が検討している期間よりも一段階短いものを選ぶことです。
例えば6か月以内に転職したいのであれば、「3か月以内」を選択するといった具合です。
なぜならみなさんに求人を紹介するエージェントは、みなさんの就職先が決定して初めて企業から報酬を受け取ることができるからです。まずは直近で転職を検討している人に力を入れたほうがエージェント自身の成果にも繋がっていきます。
なので具体的な転職時期を決めていなかったり、1年以内など長期の転職期間を考えている人に力を注ぐ余力のあるエージェントはいないと思っていいでしょう。 一番求人の紹介率が高いのは、3か月以内に転職したいと考えている人です。 さきほども記載したように、登録段階で自ら可能性を狭める必要はありません。 ビズリーチはエージェントのサポートがあってこそ活用できるので、まずは短い転職期間を選択してみてはいかがでしょうか。

13. 直近の業務内容を入力

★ここが大事!
詳細は後程職務経歴欄で記載するため、ここでは箇条書きで構いません。
できるだけ数字を入れながら記載すると、相手に伝わりやすくなります。

例: 20××年に30人/月のプロジェクトでPMを務め、4か月後のサイトリニューアルでアクセス数200%アップに成功しました。

自分が得意とする業務や、成果を出したことについても積極的にアピールしていきましょう。

14. 基本情報の入力が完了

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お疲れ様です!これで基本情報の入力は完了です。
これでスカウトを受け取れるようになりますが、この状態で登録を終えてしまうと、的外れなスカウトが来たり、後々返って手間がかかります。 続けて詳細情報を入力していきましょう。

ビズリーチの登録方法:~詳細編~

  • 15. 直近の年収を入力
  • 16. マネジメント経験を選択
  • 17. 今までに経験した業種を選択
  • 18. 経験した業種の経験年収を選択
  • 19. 今までに経験した職種を選択
  • 20. 経験した職種の経験年数を選択
  • 21. 職務経歴を入力
  • 22. 希望年収を選択
  • 23. 希望業種を選択
  • 24. 希望職種を選択
  • 25. 希望勤務地を選択
  • 26. 資格・免許を選択
  • 27. 特筆すべき表彰事項を入力
  • 28. スキルを入力
  • 29. 職務要約を入力
  • 30. 特記事項を入力

15. 直近の年収を入力

記入するのは手取り支給額ではなく総支給額です。
総支給額とは健康保険や所得税を差し引く前の金額です。 年種はざっくりと繰り上げ記載しても問題ありません。 例えば634万円の年収だった場合、650万と記載してOKです。 一桁の数字まで見られることはありません。

16. マネジメント経験を選択

マネジメントというと敷居が上がりますが、少しでも指導経験があったり、小さくても何かプロジェクトのリーダーになった経験があればそれも含めて選択しましょう。

21. 職務経歴を入力

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★ここが大事!
いよいよ職務経歴の入力画面まできました。
ここが登録の最大の山場です。役職、プロジェクト名、在籍期間、業務内容と記入していきます。 文章にまとめるのに頭を使うので、ここで一気にペースダウンするかもしれません。 しかし職務経歴はエージェントにも企業にも一番見られる場所です。 まずはたくさんの企業をエージェントから紹介してもらえるように、時間をかけて作成するべきポイントです。 まずは自力でベストな職務経歴を作りましょう。
下記のビズリーチが公開している職務経歴のサンプルが参考になります
(株)ビズリーチ・コマース(eコマース事業)2006年8月 ? 現在
事業管理部 部長(2006年8月~現在)
●COO直轄で、オンラインメディア事業部(年商約100億円、部門メンバー約500名)の事業戦略立案。営業部門の人員増強、KPI管理に基づく科学的な組織運営導入、既存商品の取捨選択実行、新規商材(美容関連)の導入を通じて、4年間で年商を2倍(50億円→100億円)とすることに貢献。
●事業構造の見直しと組織体制の再編を提言。オンラインメディア事業の子会社化を通じて効率的な組織運営を行い、ターンアラウンドを実現。
●事業戦略に基づくマーケティング戦略の立案。年間マーケティング予算50億円。サービスの認知度を38%(2006年)から77%(2011年)へ向上。
●50名の直属メンバーのマネジメント(人事考課含む)。
●製品別販売戦略の策定、フォーキャスティングの作成。
●CEO、COOへのダイレクトレポート、予算交渉の実施。

サンプルをふまえ、職務経歴に書く内容のポイントを3つにまとめました。

  • 1、できる限り数字で伝える(売上、達成率、年度、プロジェクト期間・人数)
  • 2、取り組んだ内容と、その成果を細かくアピールする(どういう問題があって、どのように解決したのか)
  • 3、メインの業務以外にもアピールポイントがあれば記載する(社内イベントの企画、福利厚生の提案と実現するための取り組みなど)

また、職務経歴では事実と成果を記載する必要があるので、信憑性の低い他人の言動などはアピールになりません。
例えば営業職で、「お客様から『●●さんだからお願いできました』とのお言葉をいただき、信頼関係を築けたことが継続して発注いただくことに繋がりました」というような話は書くべきではありません。
面接でやりがいを感じたエピソードを聞かれたときにこたえるくらいに留めておきましょう。

22. 希望年収を選択

次に希望年収を選択します。あまりにも突拍子もない金額にならない限り、本音の希望年収を記載してOKです。
スカウトやエージェントが求人を紹介するとき、見ているのは現在の年収で、希望年収は後から調整する場合がほとんどです。 企業が求める経歴があれば、希望年収が高いだけで見送りにされることはありません。 最初に控えめに書くと後で給与UPの交渉が難しくなることさえあります。 理想年収と妥協できる年収それぞれラインがあると思いますが、登録の時点では迷わず理想年収を書きましょう。

28. スキルを入力

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職務経歴に記載した内容から予測変換が表示されるので、そこから一番近いものを選択すれば簡単です。 スキルは制限なく登録できますが、あれもこれもと登録するよりは、自分の強みを5個から多くても10個程度に収めましょう。

29. 職務要約を入力

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★ここが大事!
最後の山場は職務要約です。
職務要約とは、職務経歴書の一番最初に記載される部分で、先ほど記入した職務経歴を300字程度にまとめたものです。 文章に自信があれば要約して記載してもいいのですが、箇条書きにしてもマイナスにはなりません。 自分が書きやすい方を選んでください。
ビズリーチが公開している職務要約例を見ていましょう
【例1】
大手総合商社のビズリーチ商事で審査部門からキャリアをスタートし、最初の7年間は事業投資及び事業戦略の立案、次の4年間は投資先事業の組織作り・事業立ち上げを行って参りました。
のべ700件の事業投資審査と75件(計2200億円)の投資判断を行った実績を持ち、豊富な事業構造分析の経験から、事業戦略の策定・実行を最も得意としております。 事業運営の成功事例としては、米国ケーブルテレビ会社との合弁子会社、ビズリーチ・ケーブルテレビ社にプロジェクト責任者として出向した際、 戦略立案からオペレーションまで担当。
2年間で売上100億円達成、国内トップシェア(70%)の獲得を実現し、対象者5万人中3人の社長表彰を受けました。
私費留学にてMBA(ビズリーチ大学大学院)取得後、現在はポストIPOベンチャーのビズリーチ・コマース社にて、事業管理部にて経営企画、事業戦略、M&A 案件を担当しております。英語はビジネスレベルで使用可能です。

【例2】
・大学卒業後、IT系ベンチャー企業のビズリーチコマース社に新卒入社。
・ECサイトのプロモーションを担当し、年間予算を目標の120%で達成。
・その後2年間オウンドメディア部門で組織設計、業務設計を担当。
・ユーザーイベントの企画を担当し、メイン企画の運営統括も兼任。
・大手IT系企業のビズリーチメディア社に転職し、他社とのアライアンスで収益性の向上に貢献。
・翌年に新規事業を提案し、マーケティング担当として事業立ち上げをリード。
・サービス開始から1年で単月黒字化を達成。

職務経歴に記載していない内容を新たに追加する必要はありません。 職務経歴の中から特にアピールしたい内容についてまとめていきましょう。

30. 特記事項を入力

最後に特記事項についての記載です。 本を出版していたり、最終学歴が中退・早期卒業などの場合に記載します。特にない場合は何も書かなくても大丈夫です。

31. 登録完了

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お疲れさまでした!これで登録はすべて完了です!
登録が完了すると登録内容の審査が行われます。 審査完了のお知らせが1~3営業日以内に登録したメールアドレス宛に送られてきます。

32. マイページの表示

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最後にマイページが表示されます。
ここでは自分の職務経歴書を公開したくない企業を設定することができます。 スカウトやおすすめ求人の閲覧も可能になるので、さっそくチェックしてみましょう。

ビズリーチのエージェント目線で考える

登録にはたくさんの項目がありますが、エージェントが特にチェックしているポイントを押さえるだけで スカウトの量や質は変わってきます。今回ご紹介したエージェントが注目するポイントをまとめました。

  • 転職希望時期→早いほうがスカウト、紹介が増える
  • 職務経歴に説得力がある→できる限り数字で記載する
  • 職務要約でどんな経歴があるか一目で分かる→的確なスカウト、紹介に繋がる

ビズリーチはエージェントの協力があってこそ効果が発揮されるサービスです。 ポイントを押さえて上手く活用していきましょう。

まとめ

ビズリーチを利用しようとするとまず登録画面になり、面倒に感じることもあるかと思います。 すぐに求人を見ることができないもどかしさはありますが、登録をきちんと行ってこそビズリーチの威力が発揮されます。 登録は気軽に済ませるものではなく、ある程度しっかり時間をかけて行うべきものです。 登録が完了すれば、ビズリーチの様々なサービスを受けることができるようになります。 ぜひ転職活動に活用してみてください。